ICT等を活用した「工事台帳管理業務の最適化」及び「公共施設の維持保全情報の一元化」に係る情報提供(RFI)
更新日:2022年7月13日
ページ番号:83055240
1.テーマと情報提供依頼の目的
工事台帳管理業務の最適化
本市では、施設の建築、修繕といった工事にあたり、施設管理者、施設担当課、工事担当課が連携して業務を行っており、特に工事名や実施事業者名、契約金額などの情報は、庁内の多数の工事担当課が「工事台帳」を作成し、保存しています。
この工事管理の一連の業務における、データ維持管理手法の適正化を目的として、最新のICT等を活用した解決策を検討しています。
公共施設の維持保全情報の一元化
本市では、公共施設を長期的に維持・保全していくにあたり、日常的な補修工事から中長期の大規模改修工事など、膨大な件数の工事を実施しています。今後、限られた人員で、より一層老朽化の進む公共施設を良好な状況で維持していくうえでは、施設管理者、施設担当課、工事担当課が効率的に情報共有を行い、迅速かつ確実に工事を進める必要があると考えています。
そこで、1-施設ごとの改修履歴・図面管理の適正化、2-通報(不具合箇所の共有)業務の効率化といった事務効率化を目的として、最新のICT等を活用した解決策を検討しています。
本情報提供依頼の目的
上記2つの検討はどちらも、本市の工事業務に係るものであり、業務領域も近いものとなっていることから、それぞれ個別のソリューションを検討するのではなく、単独又は十分な連携が可能なソリューション群での検討を行うべきと考えております。検討にあたっては、各種ソリューションの実証実験を行い、評価を行ったうえで本格導入の可否を決定する予定です。
本件は、これらの検討について、広く事業者の方々からの情報提供を依頼し、実証製品の選定、またはプロトタイプシステム作成にあたっての仕様作成の参考とするものです。
詳しくは、以下の情報提供依頼書をご覧ください。
ICT等を活用した「工事台帳管理業務の最適化」及び「公共施設の維持保全情報の一元化」に係る情報提供依頼書(PDF:834KB)
2.業務フロー
業務の概要は以下のとおりです。
3.課題と理想の姿
課題
- 工事台帳はExcelやAccessで作成しており、維持管理のためのメンテナンスが大きな負担となっている。
- 工事担当課において、過去の工事内容・図面等・施設管理者からの修理要望などを、個別に管理していることから、過去の修理内容に基づいた工事決定や、修理要望の消込に時間を要している。
- 施設管理課及び工事担当課が、施設管理者に対して行う修理依頼内容へのヒアリング、進捗状況等の問い合わせ対応、写真データ等の受取、図面データの提供といった情報共有・認識合わせの部分に相当の工数を割いている。
理想の姿
- メンテナンス性の向上により、保守コストを低減しつつ高い持続性が確保できる。
- データの一元管理とシームレスな情報共有が実現できる。
- 職員が雑務から解放され、職員にしかできないコア業務に専念できる。
4.スケジュール等
参加申込
以下のURLから、申し込みを行ってください。
参加申込に際しては、「提案概要」を添付してください。
※参加申込いただいた事業者には、参考として現行業務フローや課題の一覧、評価指標の詳細資料を提供します。
提案概要
参加申込時に、提出してください。
様式は1枚ものの電子ファイル(PDF)とし、以下を記載してください。
- 環境構成
- 構築コンセプト
参加申込期限
令和4年7月27日(水)
提案書
情報提供依頼書に記載の「情報提供いただきたい内容」をご確認いただき、作成して下さい。
提出方法は、参加申込いただいた際にこちらから提示します。
提案書提出期限
令和4年8月19日(金)
その他
質問受付は、参加申込をいただいた事業者からのみ受付します。
また、参加申込いただいた事業者に対し、本市がヒアリングを行う場合があります。
その他、注意点等は情報提供依頼書をご覧ください。
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