ICT等を活用した「工事積算業務の効率化」 に係る情報提供(RFI)
更新日:2024年12月16日
ページ番号:60799689
1.テーマと情報提供依頼の目的
工事積算業務の効率化
施設の建築、修繕といった工事の設計において、積算業務は大きな比重を占め、担当職員は多大な労力を要します。
本市では、比較的規模の大きな案件については、設計委託業務を外注しており、担当職員は、受託者が積算し、作成した内訳書を精査する業務が必要となります。
特に学校施設の新築や長寿命化工事などの大規模案件にあっては、内訳書が1,000枚を超えることもあり、それらの全てを精査する業務が、担当職員の長時間労働へ繋がる現状となっています。
そこで、工事積算業務(内訳書の精査業務)の効率化が急務となっており、最新のICT等を活用した解決策を検討しています。
工事発注価格の適正化の促進
工事積算業務においては、複雑な積算基準を網羅し、業務を行う必要があり、高い専門性や知識を要します。
そこで、積算基準の内容を自動的に精査するシステム等を導入することで、高い精度で業務遂行することができ、適正な工事価格を算出することが可能と考えます。
また、受発注者間の契約の適正化を図ることは、それぞれの責任と役割の分担が明確化されるとともに、適正な施工の確保にも資することとなり、市民サービスの向上に繋がることとなります。
本情報提供依頼の目的
上記2点より、 工事積算業務において、本市積算基準を搭載した、内訳書の自動チェックツール等のシステム導入検討を行うべきと考えています。
検討にあたっては、各種ソリューションの検証を行い、評価を行ったうえで本格導入の可否を決定する予定です。
本件は、これらの検討に際して、広く事業者の方々からの情報提供を依頼し、検証製品の選定、またはプロトタイプシステム作成にあたっての仕様作成の参考とするものです。
詳しくは、以下の情報提供依頼書をご覧ください。
ICT等を活用した「工事積算業務の効率化」 に係る情報提供依頼書(PDF:533KB)
2.業務フロー
業務の概要は以下のとおりです。
3.課題と理想の姿
課題
- 新築工事等の内訳書を精査する際に、目視等により、多大な労力を要するため、担当職員の長時間労働に繋がっている。(業務効率化)
- 適正な工事価格の算出、施工品質の確保が求められる。(工事価格の適正化)
理想の姿
- 各工事で共通する基準内容等を内訳書上で自動で精査することができ、担当職員の負担を軽減するとともに、精査内容を確認することで各自の成長に繋がる。
- 当該システムにより削減された時間を活用して、より高い施工品質の確保が可能となる。
- 組織体制や工事件数の増減に関わらず、工事積算業務を適切に履行することができる。
4.スケジュール等
参加申込・書類提出
以下の提出先に次の書類を提出してください。
[提出先]
西宮市役所 営繕課 メールアドレス:eizen@nishi.or.jp
[提出書類]
・提案書 1部(電子ファイル(PDF))
※情報提供依頼書に記載の「情報提供いただきたい内容」をご確認いただき、作成してください。
※15MBを超える場合は添付不可のため、その旨記載ください。
・連絡先
※折り返しの連絡ができるよう、会社名・担当者名・電話番号等を記載ください。
参加申込・書類提出期限
令和7年1月17日(金)
その他
質問受付は、参加申込をいただいた事業者からのみ受付します。
また、参加申込いただいた事業者に対し、本市がヒアリングを行う場合があります。
その他、注意事項等は情報提供依頼書をご覧ください。
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