HIV/エイズについて
更新日:2024年12月24日
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HIV・エイズについて
HIV・エイズとは?
HIVとは
ヒト免疫不全ウイルス(Human Immunodeficiency Virus)の頭文字をとったもので、ウイルスの名前を指します。免疫能の低下を引き起こすウイルスです。
エイズ(AIDS)とは
後天性免疫不全症候群(Acquired Immunodeficiency Syndrome)の頭文字をとったものです。HIVに感染した人が、健康な時には体内に入っても病気を起こさない弱い病原菌に感染して、様々な症状が出た状態をいいます。
どのように感染するの?
HIVは、性行為による感染、血液を介しての感染、母親から赤ちゃんへの感染の3つの経路で感染します。
HIVの感染力は弱く、性行為以外の日常生活のなかで感染することはまずありません。
どのように感染予防したらいいの?
性行為をしないか、する場合はより安全な性行為を行うことが感染予防にとって重要です。
安全な性行為とは、コンドームを正しく使用して、精液・膣分泌液・血液などが直接粘膜に触れないようにすることです。
HIVだけでなく、他の性感染症等からも自分と相手を守るために、コンドームを装着しましょう。
HIVに感染したら?
HIVの治療は日々進歩しており、HIVに感染しても早期に治療を始めることにより、エイズの発症を防ぐことができます。
現在、治療は1日1錠の内服を続ける方法が主流です。
治療を続けることで、感染していない人と同じくらい長く、健康的な社会生活を送ることができます。
また、治療を継続してウイルスが検出できない状態を維持できている場合には、性行為をしても相手に感染しないことがわかっています。
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検査はいつ受けたらいいの?
HIVに感染しているかどうかを血液検査で調べることができます。
感染初期には血液検査で抗体やウイルスを検出できない期間があるため、HIVに感染していても、検査を受ける時期によっては陰性となることがあります。
通常は感染後1~2ヶ月くらいまでに抗体が検出されるようになりますが、個人差があるため、感染の可能性のある機会から3ヶ月を経過してから検査することで、より確実な結果が得られます。