【広田小学校】さし芽学習
更新日:2024年2月2日
ページ番号:44780672
※この記事は令和元年度に作成したものです。
平成30年(2018年)12月17日、広田小学校で3年生を対象とした「さし芽学習」が行われました。指導に当たったのは、西宮市花と緑の課の職員と、花壇活動のボランティアさんを中心とした地域自治会の方々です。さし芽で増やしたのは、西宮市オリジナル植物の「エンジェルス・イヤリング」と「プレランサ」です。
前回までの学習で、植物の茎を切り土にさして発根させる作業まで終わっており、今回はそれをビニールポットに植え替える鉢上げ作業をしました。
【鉢上げについての説明】
職員からは「鉢上げとは、栄養のある土を使って一回り大きい鉢に植え替える作業です。最後にスプーン一杯分ぐらいの量の鹿沼土を鉢土の表面に乗せて完成とします。この鹿沼土は、水分を含むと黄色くなり乾燥すると白くなるので、土壌の乾燥具合が判断しやすく、水やりのタイミングが分かりやすいのでよく観察しておいて下さい。」と、児童たちに説明がありました。
【鉢上げ作業】
まず、児童たちはスプーンでビニールポットに土を入れ、植物の根っこを傷つけないよう慎重に移し替える作業を行いました。
土が足りなくなると、スプーンで足し、土が馴染むようにビニールポットを「トントントン」と揺らし、丁度いい具合になるよう作業を繰り返し行いました。
土を入れ終えたあとは、鹿沼土をスプーンで適量入れ、自分のさし芽苗が分かるようにビニールポットにラベルを差しました。児童たちは自分の植物ができたことに嬉しそうな表情を見せていました。
仕上げは、ウォータースペースに水が溜まるぐらい、水やりをし、水が土にちゃんと染み込んでいるか確認をしながら、注ぎ足しを行い、植え替えが完了しました。
その後、地域自治会の方々と一緒に、児童たちは鉢上げした苗を陽の当たる場所に持っていき、自分たちの苗を見つめながら、植物の成長を願っている様子でした。
春まで学校で苗を育て、順調に育ったら、学校の花壇のほか、ボランティアの方が活動する地域の公園花壇にも植えてもらう予定です。
こちらのページもご覧ください。