【南甲子園小学校】西宮市小中学校アウトリーチ事業「打楽器・ダンス」
更新日:2024年1月12日
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※この記事は平成29年度に作成したものです。
平成29年(2017年)11月30日、南甲子園小学校4年生・5年生の音楽の授業で、打楽器とダンスによるパフォーマンスが行われました。
この取り組みはアウトリーチ事業の一つで、アーティストが学校を訪問し、子供たちが本物の芸術文化に触れることができる機会を設けて、音楽の楽しさや素晴らしさを体感してもらうことを目的としています。
この日は、子供たちも実際に楽器に触れて、踊って、体全体を使って音楽を楽しみました。
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はじめに、木をくり抜いて作られたジャンベという西アフリカの太鼓の紹介がありました。
目の前で太鼓を叩くと、子供たちは大きな音の響きにとても驚いた様子でした。
その後、太鼓のリズムに合わせた即興パフォーマンスが披露され、決まった振り付けの無い自由で力強いダンスに、子供たちはキラキラと目を輝かせながら、食い入るように見つめていました。
次は、子供たちが打楽器の演奏とダンスを体験する番です。
まず楽器を演奏する人と踊る人を決め、3つのグループに分かれて、アーティストの方々から太鼓の構え方や叩き方、身体を使った表現の仕方を指導していただきました。
楽器を演奏する子もダンスのパフォーマンスをする子も、最初は緊張して恥ずかしそうにしていましたが、皆で同じリズムを刻むうちに、アーティストの方々にも負けないくらい力強い音と元気いっぱいのダンスを見せてくれました。
授業の最後に、皆のパフォーマンスを合わせました。
言葉だけでなくアイコンタクトや身振り手振りを使って、周りの人とリズムを合わせ、楽器を演奏する人、踊る人、皆の心を合わせ、ひとつの作品を作り上げていました。
子供たちからは自然と笑顔がこぼれ、充実した時間を過ごしている様子でした。
【小学生の感想】
子供たちに今日の体験について感想を聞いたところ、
「音楽で体を動かす機会がなかなか無いので楽しかったです。」
「太鼓で様々な音楽が演奏できたし、ダンスで体を動かすのも楽しかったです。」
「一人で演奏する場面は緊張したけど、みんなが楽しませてくれたので嬉しかったです。」
と、晴れやかな表情で話してくれました。
【アウトリーチ事業について】
講師の方にもお話を伺いました。
「今日は、決まった振り付けがある中ではなく、やりたいように動いて、やりたいように音を出すことを子供たちにやってもらいました。ここでしか聴けない音楽やパフォーマンスになったと思います。それぞれが楽しく、自分が本当に好きなものを見つけ、それを伸ばしていける多様性に満ち溢れた社会になっていけたらと思い、これからも活動していきます。」
と、枠にとらわれないで自分を表現することの大切さを語っていただきました。
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