【名塩小学校】西宮市小中学校アウトリーチ事業「民族楽器」
更新日:2024年1月12日
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※この記事は平成29年度に作成したものです。
平成29年(2017年)10月26日、名塩小学校4年生の音楽の授業では、音楽室に様々な国の打楽器が並べられ、それらを使った演奏会が開催されました。
この演奏会はアウトリーチ事業の一つで、アーティストが学校を訪問し、子供たちが本物の芸術文化に触れる機会を設けて、音楽の楽しさや素晴らしさを体感してもらうことを目的としています。
この日は、6人のアーティストによる演奏が披露されました。
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はじめに、日本や、ブラジル、アメリカなど様々な国の音楽がそれぞれの国の楽器で演奏され、国ごとに曲のリズムに違いがあることを教えてもらいました。
子供たちは、楽器が奏でる音に耳を傾け、リズムに合わせて体を動かし楽しんでいました。
続いて、楽器紹介です。
キューバのコンガ、アフリカのアゴゴ、アメリカのウォッシュボードなど様々な国の楽器が紹介されました。
中には、ペットボトルのキャップや竹などの身近なものからできた珍しい楽器もあり、思いもよらない音が飛び出すと、子供たちは驚いた表情をみせていました。
その後、いよいよ実際に自分の手で楽器に触れての演奏体験です。
最初は戸惑っていた子供たちも、徐々に興味がある楽器を手に取り、思い思いに音を鳴らしたり、友達同士で音を聴き比べたりしていました。
最後は全員での演奏です。一人ずつのソロ演奏、みんなでリズムに合わせて音を鳴らし、飛び跳ねて、子供たちは全身で音楽を楽しんでいる様子でした。
子供たちに今日の体験について感想を聞いたところ、
「牛の毛がついた太鼓が、とても低い音でびっくりしたけれど、とても気に入りました。」
「見たことのない楽器に触れて、楽しかったです。」
「様々な国の楽器があって面白かったです。」
と、初めての体験に心を動かされた様子でした。
また、演奏者に事業について聞いたところ、
「市内のいろいろな小中学校をまわる中で、毎回、楽器やリズムを紹介した時に、子供たちのすごく驚いた顔、目をキラキラさせた表情など、子供たちの素直な表情を見られるので、楽しく演奏しています。又、民族楽器、打楽器というのは、すごく直感的な楽器なので、誰もが思ったままに演奏してくれて、一緒に演奏するのが楽しいです。これをきっかけに子供たちも、色々な音楽や楽器に興味を持ってくれたら嬉しいです。」
と、これからも音楽の楽しさを伝えていきたいという思いを、語っていただきました。
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