平成23年度 西宮市民文化賞受賞者紹介(羽田 英彦さん)
更新日:2014年2月13日
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羽田 英彦 (はだ ひでひこ)さん
洋画家 西宮美術協会代表
羽田 英彦さん プロフィール
昭和36年(1961年)神戸大学教育学部卒業後、小学校教諭となり、平成11年(1999年)西宮市立広田小学校長を定年退職するまでの間、本市の学校教育の向上に情熱を持って取り組んだ。その功績により、平成11年(1999年)に、兵庫県教育功労賞を受賞。
幼少時より、亀井貞雄(かめい さだお)氏・須田剋太(すだ こくた)氏他に師事し、教職中も抽象画を中心に精力的な創作活動に励んだ。昭和48年(1973年)西宮市展市展賞1席、平成19年(2007年)文部科学大臣奨励賞、平成22年(2010年)国際芸術文化賞等を受賞するとともに、個展の開催が30回を超えるなど優れた作品を数多く発表している。
本市においては、平成11年(1999年)より西宮美術協会第5代代表として、後進の指導育成に努め、市民に優れた美術鑑賞の機会を提供する一方、西宮市の友好都市である中国・紹興市との美術交流展を両市において開催するなど芸術を通じた国際交流にも尽力している。
また、平成12年(2000年)から西宮市展審査員や西宮市文化振興財団評議員等を務めている。平成16年(2004年)から平成19年(2007年)まで西宮芸術文化協会副代表運営委員、平成20年(2008年)からは同協会の事務局長として、西宮市野外文化事業や西宮市芸術祭近作展等の開催に中心的な役割を果たすなど、本市の芸術文化の振興に大きく貢献している。その尽力に対して、平成17年(2005年)に市制80周年記念西宮市感謝状を受けた。
平成18年(2006年)から平成22年(2010年)まで西宮市文化まちづくり懇話会委員として西宮市文化振興ビジョンの実現に向けて尽力するとともに、平成20年(2008年)には西宮市社会教育委員にも就任し、豊富な教育経験から的確な助言を行っている。
さらに、平成15年(2003年)より、いろいろな手法で絵を描く楽しさを知ってもらおうと、宮水ジュニア講座で講師として次代を担う子どもたちを指導している。
市民の創造活動を奨励
~西宮市の芸術文化の振興に大きく貢献~
洋画家として精力的な創作活動を行い、優れた作品を発表されるとともに、西宮市展審査員、西宮芸術文化協会事務局長として市民の創造活動を奨励し、本市の芸術文化の振興に大きく貢献されました。
平成23年(2011年)3月 モナコ公国 レニエ3世オーディトリウムにて
「第5回 モナコ・日本芸術祭」で、モナコ及びフランス美術関係者と交流
平成21年(2009年)7月
西宮市立市民ギャラリーにて
「西宮市展」の入選作品を解説
平成21年(2009年)10月 六湛寺公園にて
「‘09野外アートフェスティバル inにしのみや ~つくる~」で、
小学生と一緒にパフォーマンス
優れた美術鑑賞の機会を提供し、紹興市との美術交流展も開催
~後進の指導育成と芸術を通じた国際交流の推進に尽力~
西宮美術協会代表として、後進の指導育成や市民に優れた美術鑑賞の機会を提供する一方、友好都市である中国・紹興市との美術交流展を開催するなど芸術を通じた国際交流の推進にも尽力されました。
平成20年(2008年)11月
京都市 ギャラリー中井にて
西宮美術協会会員の個展で、作品を講評し、激励する羽田先生
平成22年(2010年)5月 中国・紹興市書画院にて
西宮美術協会作品展開会式であいさつ