平成23年度 西宮市民文化賞受賞団体紹介(財団法人 堀江オルゴール博物館)
更新日:2014年2月13日
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財団法人 堀江オルゴール博物館
財団法人 堀江オルゴール博物館 プロフィール
日本最大級のコレクションを所蔵する堀江オルゴール博物館は、西宮市苦楽園の閑静な住宅街の中に建ち、ヨーロッパの王侯貴族の雰囲気を今に伝えるアンティークな館として、市民をはじめ多くの方に親しまれている。
前理事長の故堀江光男(ほりえ みつお)氏が収集した18世紀末から20世紀初頭までの貴重なアンティークオルゴールや自動演奏楽器360台を所蔵しており、平成5年(1993年)にアンティークオルゴール等の一般公開を開始した。その後、平成9年(1997年)には財団法人となり、日本で初めて財団法人のオルゴール歴史博物館として認定され、本市の観光イメージのアップと西宮の知名度の向上に寄与している。
また、帝政ロシア最後の皇帝ニコライ2世と皇后が愛用していた歴史的にも貴重なアンティークオルゴールをはじめ、ピアノやバイオリン等の自動演奏楽器は現存するものが少なく、文化的な価値も非常に高い。これらを後世に残すべく、専属の職人を常駐させ、調整・修理を行い、常に最高の状態で演奏ができるように維持管理に努めている。
堀江オルゴール博物館は、展示を見学するだけではなく、時を越えて優美で繊細なオルゴールの音色を聴くことができるのが大きな魅力である。季節ごとにテーマを変えて1日3回演奏する通常プログラムと、特定期間のみ演奏する特別プログラムを企画し、アンティークオルゴールの素晴らしさはもちろんのこと、100年前の音色にのせて楽器を創り上げた人々の技術とその歴史までも広く市民に伝えている。
さらに、夏休みには「子どものためのオルゴール演奏会」を実施し、近隣の小学生等を招待するなど、オルゴールの楽しさを紹介する企画も好評を得ている。
また、春と秋には特別公開として開放される800坪の庭園は、近代日本庭園の開祖である小川冶兵衛(おがわ じへい)が作庭したといわれており、また最近になって徳川氏による大坂城再築時の採石場跡であることが報告された。春は新緑とつつじ、秋には見事な紅葉の中を散策することができる。
アンティークオルゴール及び自動演奏楽器の素晴らしさを広く市民に公開
~西宮市の市民文化の向上に大きく貢献~
平成9年に、オルゴールの歴史博物館として設立されました。
世界的、歴史的にも貴重なアンティークオルゴールを数多く所蔵し、後世に伝えるため常に最高の演奏ができるよう維持管理に努められるとともに、様々な企画展の開催を通じてアンティークオルゴール及び自動演奏楽器の素晴らしさとその歴史を広く市民に公開するなど本市の市民文化の向上に大きく貢献されました。
堀江オルゴール博物館玄関
1階展示室
バイオリンとピアノの合奏ができる
貴重な自動演奏楽器やアンティーク
オルゴールを数多く展示
平成20年(2008年)8月 2階展示室にて
夏の子どもプログラム開催風景
エジソンの蓄音機の話と演奏に耳を傾ける子どもたち
日本最大級のコレクションを所蔵
~西宮の知名度の向上に寄与~
日本最大級のコレクションを所蔵するオルゴール博物館として、本市の観光イメージのアップと西宮の知名度の向上に寄与されました。
平成23年(2011年)9月 2階展示室にて
西宮市・スポーケン市姉妹都市提携50周年記念事業
スポーケン市長他来館
平成23年(2011年)11月 1階ロビーにて
「西宮まちたび博 プレ・みや」イベントより
時を越えて奏でるオルゴールの旋律が参加者を魅了