一刻を争う「命」があります!
救急車の適正利用にご協力を
119番は問合せ窓口ではありません!
総受信件数 | 非緊急件数 | |
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令和5年 | 4万13件 | 1万947件 |
令和4年 | 3万7280件 | 1万390件 |
令和3年 | 3万0966件 | 8392件 |
119番は、火事や緊急の病気・ケガ、自然災害で人命危険がある場合などに、消防車や救急車を呼ぶための電話番号です。問合せ窓口ではありません。
令和5年(2023年)は、約4万件あった119番通報のうち、約27%にあたる約1万件が、緊急通報ではない問合せや、いたずら・間違いなどでした。
このような通報が増えてしまうと、119番の回線が混み合い、本当に消防車や救急車を必要としている人の119番通報を受け付けることができなくなってしまいます。
安否確認通報のうち、約53%が誤報
119番通報の中には、「〇〇さんと連絡がとれない。自宅で倒れているかも…」などの安否確認も増加しています。
令和5年中に救急隊やレスキュー隊が出動した安否確認は416件で、このうち、約53%にあたる220件が、「就寝中」や「不在・留守」などの誤報でした。
救助対象者の多くは高齢者となっており、普段から地域ぐるみで声を掛け合うことが大切です。
救急車の適正利用を考えよう
令和5年中の救急出動件数は、昨年に続き過去最高を更新し、2万8686件になりました。しかし、病院に搬送された傷病者のうち、約58%が入院の必要のない比較的軽度な症状でした。
不適正な利用が増加すると、本当に救急車が必要な人の元へ、ただちに向かうことができなくなってしまいます。
救急車の適正利用のためにできること
- 体調がすぐれないときは、早めに受診する
- 持病がある人は、具合が悪くなったときの対処法を、かかりつけ医に確認しておく
【ホームページ】119番通報の適正利用にご協力ください
【問合せ】消防局指令課、救急課(0798・26・0119)