今から備える熱中症
真夏に起こるイメージが強い熱中症ですが、4月下旬頃から発症がみられ、全国的にも毎年、多くの人が熱中症で救急搬送されています。 「今はそこまで暑くないから大丈夫」と思っていても、知らないうちに体に負担がかかっているかもしれません。これからより暑くなる季節に備えて、早めに予防を始めましょう。
【問合せ】健康増進課(0798・26・3667)
高齢者と子供は特に注意!
市内の熱中症搬送者割合(令和5年度)
- 高齢者(65歳以上)49.6%…搬送者数の約半数!
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- 暑さに対する感覚機能、体の調整機能が低下
- 体内の水分が不足しがち
- 子供(7歳~17歳)15.2%…人口比では高齢者に次ぐ搬送率!
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- 地面に近いほど気温が高いため、大人以上に暑い環境
- 体温調節機能が未発達
- 18歳~64歳…34.4%
- 6歳以下…1%未満
まだ大丈夫と思わず、早めの予防を!
熱中症予防の3つのポイントをチェック!
消防局救急課 前川係長
熱中症の搬送者は、高齢者や子供の割合が高いですが、条件によっては「いつでも、どこでも、誰でも」熱中症になる可能性があります。近年は、屋外だけでなく、室内で発症し、救急搬送される人が増加しています。
熱中症は正しい方法で適切に予防することが大切です。早めに予防を始めて、元気に夏を乗り越えましょう!
熱中症予防の3つのポイント
- こまめに水分補給
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- 喉が渇いていなくてもこまめに水分を補給する(目安は1日当たり1.2リットル)
- たくさん汗をかいたときは、経口補水液やスポーツドリンク、塩あめなどで塩分も補給する
かかりつけ医に水分や塩分の制限をされている場合は、相談の上、指示に従いましょう - 暑さを避ける
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- 室温が28℃を超えないよう、エアコンなどを適切に使用する
- 炎天下や高温多湿の場での作業や運動は避ける
- 衣服は吸汗・速乾素材や通気性の良いもの、ゆったりしたものを選び、外出時には日傘や帽子を着用する
- 日頃の体調管理
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- 適度な運動や入浴で汗をかき、体を暑さに慣れさせる
- 睡眠、食事をしっかりとり、生活リズムを整える
- 無理をせず、こまめに休憩をとる
梅雨明けなど急に暑くなる時期は要注意!昨年は7月中旬から熱中症搬送者数が増えています
今から体を暑さに慣れさせましょう!
危険な暑さをお知らせ
熱中症警戒アラート
熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、注意を呼びかけ、予防行動を促すための情報サイトです。アラートが発表されたときは、普段以上に熱中症の対策を徹底しましょう。
アラートをメールでお知らせするサービスも!
環境省熱中症予防情報サイト