予防を
食中毒に注意!
毎年、全国で多くの食中毒が発生しています。昨年は、県内で21件の食中毒が発生し、473人の患者が報告されました。
食中毒の原因物質は細菌やウイルス、寄生虫などがあり、細菌による食中毒では、カンピロバクター(※注)が原因のものが最も多く発生しています。
(※注)家畜類やペットなどの腸管内にいる細菌。食肉や、調理器具を介して二次汚染された食品、ペットなどが主な感染源として挙げられる。カンピロバクターによる食中毒は、少ない菌量で起こり、発症するまでの期間が長いことが特徴
家庭内でできる!食中毒予防のポイント
菌やウイルスを付けない
- 調理作業前や肉・魚介類・卵を触った後などは、必ず石けんで手を洗う
- 調理器具などは、別の食品への二次汚染を防ぐため、使用の都度必ず洗浄・消毒する
- まな板や包丁などは、肉・魚・野菜専用として使い分ける
菌を増やさない
- 冷蔵・冷凍保存が必要な食品を購入した後は、すぐに持ち帰って冷蔵・冷凍庫に入れる(保存温度は、冷蔵10度以下、冷凍マイナス15度以下に)
- 調理後はなるべく早く食べ、保存する場合は10度以下に冷却する
菌やウイルスを死滅させる
- 多くの食中毒菌やウイルスは十分な加熱で死滅するため、食品の中心部まで加熱(特に肉類は十分に)する
【問合せ】生活衛生課(0798・26・3776)
【市ホームページ】 食中毒予防