ジェネリック医薬品（後発医薬品）について

目次　

1. ジェネリック医薬品とは
2. ジェネリック医薬品を使用する際の注意事項
3. ジェネリック医薬品Q&A

ジェネリック医薬品（後発医薬品）とは、最初に作られた薬（先発医薬品：新薬）の特許終了後に、有効成分、用法・用量、効能・効果が先発医薬品と同じであると厚生労働省から認可を受けて、製造・販売されている薬です。
ジェネリック医薬品は、先発医薬品と比べて開発期間が短く費用が安価なため、医療費の削減や患者の自己負担軽減においてメリットがあります。
ジェネリック医薬品を希望される場合は、かかりつけの医師や薬局の薬剤師にご相談ください。

• すべての医薬品にジェネリック医薬品があるとは限りません。
• すべての医療機関や調剤薬局で、ジェネリック医薬品が扱われているわけではありません。
• 症状や病状等で医師が判断した場合は、ジェネリック医薬品に変更できません。

Q.　なぜジェネリック医薬品は安いの？

A.　新薬は長期間に渡る研究開発などで膨大な費用がかかっています。ジェネリック医薬品は、既に有効性や安全性が確認されている新薬と同じ成分で作られているので、開発費等が抑えられているためです。

Q.　ジェネリック医薬品を使うとどれくらい負担が少なくなるの？

A.　ジェネリック医薬品の価格は新薬の5割程度、中にはそれ以上安くなる場合もあります。
※窓口でのお支払いには薬代以外に調剤料などがかかります。

Q.　ジェネリック医薬品は効くの？また安全なの？

A.　ジェネリック医薬品は、すでに新薬の成分の有効性と安全性が確かめられた後に発売されています。また、新薬と同様に品質や安全性の規定を守って製造販売されています。

Q.　どうすればジェネリック医薬品を処方してもらえるの？

A.　ジェネリック医薬品は、医師から処方される医療用医薬品のため医師の処方せんが必要です。ただし、全ての薬にジェネリック医薬品があるわけではないので、ジェネリック医薬品の処方を希望される場合は、医師、薬剤師とご相談ください。

• 後発医薬品のある先発医薬品（長期収載品）の選定療養について
• 国民健康保険で受けられる給付