石井市長の"てくて句歳時記"
更新日:2025年10月10日
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てくて句歳時記
令和7年9月
西宮市の北部、船坂地区では、船坂里山学校を中心に地域の人たちが集い、地域を訪れる人との交流を日常的に楽しんでいます。
平成22年3月末に閉校となった船坂小学校跡に設置された船坂里山学校では、歴史ある校舎や地域の歴史に関する展示物などを通して、船坂のこれまでと今を伝え、地域の生きた教えに触れる場所となっています。
豊かな自然に恵まれ、里山文化を色濃く残す船坂地区では、一年を通して船坂産の食材を使ったそばランチやカフェの提供、ジャムなどの加工品の製作、学校周辺を舞台とした農業・食育体験、野外活動などの自然型体験教室が開催され、地域資源を生かした四季折々のイベントが行われています。
その中でも大きな盛り上がりを見せる「船坂マルシェ&ふれあい広場」は、毎年秋に開催される農業祭で、今年は11月9日に行われます。地元船坂で育った野菜や手作り加工品の販売など、船坂の魅力を堪能できます。
このイベントに先立ち、今年は田んぼの見学や新米の試食体験ができる「船坂プチマルシェ」が10月18日に行われます。
船坂地区の里山文化に触れ、秋の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。
≪写真≫地元産野菜が並ぶ船坂マルシェ
バックナンバー
- 令和7年9月(水澄むや 越水城に 天下見る)
- 令和7年8月(秋蛍 祈る平和や ニテコ池)
- 令和7年7月(夕焼けや 勤め新たに 赤胴車)
- 令和7年6月(白龍や 武庫大橋に 雲の峰)
- 令和7年5月(足裏に 泥がにゅるりと 初田植え)
- 令和7年4月(見据えしは 次の百年 宮の春)
- 令和7年3月(人々の のぞみはこびて 桜舞う)
- 令和7年2月(甑岩 鎮座の杜の 藪椿)
- 令和6年12月(ふゆあかり 三十年を 支え合い)
- 令和6年11月(市をつなぐ 橋上駅や 天高し)
- 令和6年10月(行列は 万葉衣装 秋まつり)
- 令和6年9月(睡蓮や 甲陽園の 大池に)
- 令和6年8月(歓声や 山ふところの 水遊び)
- 令和6年7月(鳴尾なる 一本松へ 南風)
- 令和6年6月(花卯木 かむさるように 百間樋)
- 令和6年5月(青蛙 はぐくみ継ぎて 学び舎に)
- 令和6年4月(晴れ渡る 廣田の山に つつじ咲く)
- 令和6年3月(若鮎や 生瀬トンネル 開通す)
- 令和6年2月(雪解風 きづなつむぎて 復興へ)
- 令和5年12月(北おろし まちと人とを 育みて)
- 令和5年11月(朝焼けの 沖からきたる 百合鴎)
- 令和5年10月(天平の 空からきたか 鬼やんま)
- 令和5年9月(学文の 坂本ですが 鳥渡る)
- 令和5年8月(いにしへの あの夏空を 忘れまじ )
- 令和5年7月(夏空に 塔屋の威風 六角堂 )
- 令和5年6月(北山の 花木喜ぶ 梅雨の空)
- 令和5年5月(一望の いちご畑や 鳴尾村)
- 令和5年4月(浜大根 咲いて鳥待つ 人を待つ)
- 令和5年3月(先人の 思いをつなぐ 桜かな)
- 令和5年2月(鳥も木も 頬を緩める 梅の花)
- 令和4年12月(落葉掃き 我がまち思う 宮っ子ら)
- 令和4年11月(時超えて 町を見守る 紅葉山)
- 令和4年10月(芸術の 秋を市民と 半世紀)
- 令和4年9月(学び舎に 子等の育てし 稲香る)
- 令和4年8月(ひたむきに 白球を追う 夏の空)
- 令和4年7月(海猫と 永遠の少年 帰還せり)
- 令和4年6月(思ひのせ 蘭学のみち 蛍舞ふ)
※西宮市政ニュース令和4年6月からおおむね月1回掲載
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