令和7年度施政方針を表明
「憩いと安住の地」を目指して
持続可能な市政運営の実現に向けた取組を
市制施行100周年に向けて
今年はいよいよ市制施行100周年の節目を迎えます。次の100年に向けて、選ばれ、住み続けていただく、そして住むことで誇りと憩いを感じて いただけるまちであり続けるため、文教住宅都市宣言にある「憩いと安住の地」を目指して、全力で取り組みます。
市制施行100周年関連事業
市制施行100周年を迎えることを記念し、アミティ・ベイコムホールや周辺で記念式典や関連イベントを実施します。併せて記念誌を作成し、 WEBで展開します。また、「まちなかにぎわい事業推進補助金」を創設し、市民や団体等が実施する100周年記念事業を支援することにより、100周年を祝う機運を醸成し、にぎわいの創出を図ります。
新年度 主な事業・施策
住環境・自然環境
限られた財源の中でも厳選してハード整備に取り組んでいくことで、「住みたいまち」としての高い評価を維持します。
鳴尾浜臨海公園南地区は、民間活力を導入した再整備を進めることを想定し、事業者選定に向けた作業を進めます。
阪急武庫川新駅は、引き続き、地域の皆さんのご意見をお聞きするとともに、尼崎市や阪急電鉄と協力して、令和13(2031)年度末の駅開業に向けて取り組みます。
子供・教育
社会全体で子供・子育てを支えるという理念を示すとともに、子供自身の気持ちに寄り添い、育ちを支えるための機関設置を盛り込んだ「(仮称)宮っ子つながり支える条例」の制定に向けた取組を着実に進めます。
浜脇こども園を開園するとともに、新設する「幼児教育・保育センター」を中心に、公立・私立、幼稚園・保育所の枠を超えて連携・協力し、幼児教育・保育の質の向上を図ります。
家庭や学校以外に居場所が必要な子供を受け入れ、個々に応じて包括的に支援していく児童育成支援拠点事業や、養育費確保のための強制執行申立てに要する費用補助を開始し、支援が必要な家庭に対する取組について更なる充実を図ります。
子育て世帯の負担軽減を図るため、7月から乳幼児等・こども医療費助成制度を拡大し、1歳から高校生世代までの入院に係る医療費を無償化します。
中学校における部活動の愛称を「プレイにしのみや(プレみや)」とし、登録団体を増やしながら一部で地域移行を先行実施するなど、令和8年(2026年)夏に本格実施を迎えられるよう取り組みます。
福祉・健康・共生
ひきこもりや8050問題、ヤングケアラーなどの複合化・複雑化した新たな福祉課題に対応するため、重層的支援体制整備事業の本格実施や、ひきこもり地域支援センターの設置等に取り組みます。
若い世代の歯周疾患対策の重要性に鑑み、令和8年1月から新たに20歳、30歳を対象に加えて歯周疾患検診を実施します。
都市の魅力・産業
市民交流センターと大学交流センターを再編した新たな施設では、これまで培ったノウハウを生かして、地域団体やNPO、学生など多様な主体を有機的につなぐ役割を担い、地域課題の解決に向けた活動を支えます。
商工会議所、国・県などと連携し、中小企業・小規模事業者の課題解決につながる取組を支援します。またワンストップで起業を支援する「にしのみや起業家支援センター」を通じて、安定した起業者数の増加を図ります。
環境・都市基盤、安全・安心
環境学習のバージョンアップに取り組むとともに、本市の豊かな自然やそこで育まれた豊かな心、文化・伝統などを未来に引き継いでいくため、環境学習拠点の在り方について検討を進めます。
東部総合処理センター破砕選別施設が稼働開始する令和8年度に合わせ、生活系ごみの分別区分・収集回数等を見直すため、市民の皆さんに対する周知啓発を進めます。
災害時の情報取得手段の充実のため、プッシュ型で緊急情報を届ける防災アプリの開発に着手します。
政策推進
ふるさと納税は、業務全般を支援する中間事業者の導入など取組を強化し、寄附収入の増額を目指します。
財政収支の均衡を図り、持続可能な市政運営を実現するために、「財政構造改善実施計画」で示した項目をはじめとした歳入増、歳出減の取組を積極的に進めます。 計画において未定となっている項目は、内容の具体化を進めるとともに、事業のスクラップや財政指標の設定などにより、中長期的にバランスを保った財政運用を 進められるよう、取り組みます。
令和7年度 一般会計予算案
総額2226億6323万円
令和7年度一般会計予算案の内訳
令和7(2025)年度 | 令和6(2024)年度 | |
---|---|---|
民生費 | 1072億6732万円(48.2%) | 954億3428万円(47.0%) |
総務費 | 252億4495万円(11.4%) | 218億3367万円(10.8%) |
教育費 | 236億7756万円(10.6%) | 241億8748万円(11.9%) |
衛生費 | 232億4057万円(10.4%) | 201億4580万円(9.9%) |
土木費 | 193億6282万円(8.7%) | 183億2465万円(9.0%) |
公債費 | 149億9201万円(6.7%) | 143億121万円(7.0%) |
消防費 | 64億5924万円(2.9%) | 66億2410万円(3.3%) |
その他 | 24億1876万円(1.1%) | 23億5857万円(1.1%) |
- 民生費…福祉の充実に
- 総務費…文化振興や広報に
- 教育費…学校教育や社会教育の充実に
- 衛生費…保健医療や清掃事業に
- 土木費…道路や公園の維持管理等に
- 公債費…借金の返済に
令和7(2025)年度 | 令和6(2024)年度 | |
---|---|---|
市税 | 938億6828万円(42.2%) | 895億3781万円(44.1%) |
国県支出金 | 625億5663万円(28.1%) | 529億6130万円(26.0%) |
市債 | 183億910万円(8.2%) | 134億7120万円(6.6%) |
譲与税・交付金 | 163億2320万円(7.4%) | 172億8925万円(8.5%) |
繰入金 | 81億6847万円(3.7%) | 80億9200万円(4.0%) |
使用料・手数料、 分担金・負担金 |
74億8640万円(3.3%) | 74億224万円(3.6%) |
地方交付税 | 72億2600万円(3.2%) | 62億4400万円(3.1%) |
諸収入 | 63億4778万円(2.8%) | 64億6248万円(3.2%) |
その他 | 23億7737万円(1.1%) | 17億4948万円(0.9%) |
令和7年度一般会計予算案の特徴
前年度より194億5347万円増
- 民生費
- 障害者介護給付費等の増や、児童手当の制度改正の通年化などにより、118億3304万円の増額
- 総務費
- (仮称)越木岩センターの整備工事の進捗などにより、34億1129万円の増額
- 衛生費
- 東部総合処理センター破砕選別施設の整備工事の進捗などにより、30億9477万円の増額
令和7年度予算案の内訳
区分 | 予算額 | 前年度比 |
---|---|---|
一般会計 | 2226億6323万円 | 9.6%増 |
特別会計 | 970億5078万円 | 2.8%増 |
企業会計 | 465億5047万円 | 0.4%増 |
合計 | 3662億6448万円 | 6.5%増 |
※予算案は3月定例市議会で審議中